おお、ポコポコ。久しぶりだな。元気してたか?ぽんぽこ島はどうじゃ?

ココンコ。本当に久しぶりだな。相変わらず元気そうでなりよりだよ。
ぽんぽこ島にどうやら異変が起きているみたいだ。
実は、・・・・・・

ポコポコは今までのいきさつをココンコに話しました。
(詳しくはぽんぽこ島伝説1をご覧下さい)


ポコポコの話を聞き終えたココンコは、

う~む、やはりそうか!
実はこの前、ぽんぽこ島の様子を探りに行ってきたのだ。
党領のポコポーン殿に会いたかったのだが、
どこにおられるかわからなかった。

それに、島全体が大分と風変わりしていたな。

住んでいる皆々は変わりないように思えたのだが、
どことなく雰囲気が違うのだ。

特におかしいと思ったのは、ポポンコ山、ポポコン山、コポポン山、
コンポポ山、それにコポンポ山だ。

ポンポコ山、ポコポン山、それにポコンポ山とポンコポ山には行く道が
バリケードで遮られていて入ることができないぞ。

ポンコポ山の南には山々で囲まれた所があって、
何と火山が出来ていたぞ!。

ポコポコが多分来るだろうと思って、一応島全体の地図を作っておいた。
参考にしてくれ。

こう言ってココンコは地図をポコポコに手渡した。

クリックで地図を表示します。

ココンコ 色々助けてくれてありがとう。
親父様がどこにいるのか心配だ!
この地図を元に早速探しに行くよ!

まてまて!行くならばちゃんと準備をして行け!
闇雲に動いても何も掴めないぞ!

そうだよポコポコ。 
何も準備しなくていきなり行ってもどうなるか解らないよ。
ポンポン。何か良い手立てはないか?

う~ん。ココンコが調べてくれた地図を見ると・・・・・・・

先ずは、ポポコン山から調べてみよう。
そこで何かわかるかも知れない。

ところで、ココンコ。みんなの雰囲気が違うってどういうこと?

うん、先ず、私が行っても何も変わらないんだ。
私がココンコだということは皆んな知っているよな?

ところが、誰も私を狐族の頭首だとは知らないんだ。
それに、姿・形が違っていても何も言わないし、
そして、誰ひとり一言も話さないんだ。

えっ?
誰も話さないの?

うん。そうなんだ。おかしいだろう?
まるで魂が抜けてしまっているみたいだ。

他の山もみんなそうなの?

いや!そうじゃない。
私が行くと逃げ出したり、隠れたりするのもいる。
コポポン山には行っていないけど、多分そこもそうじゃないかな。

・・・・・コポンポ山には誰もいなかった。

う~ん・・・・・やはり何か様子がおかしい。
ポコポコ。先ずはポポコン山から調べてみよう。
コポコポ。一応戦える準備だけはしていこう!
おいらも風水の道具は持っていくよ。

よし!わかった。出かけよう!
ココンコ。ありがとう。
では行ってくるよ。

ああ、ポコポコ気をつけてな。
皆も気をつけて行けよ!

ありがとう。

こうして、ポコポコ達は、コンコン島を後にするのでした。


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ぽんぽこ島伝説 第2章